
今回の記事では、ダイの大冒険ポップによる名言について紹介します。
勇者ダイの冒険開始時から、彼とともにあった相棒ポップ。
物語においてダイ以上の成長を遂げたとも評される彼は、数々の名場面とともに数々の名言も残しています。
そんなポップの心に残る名言の中から七つを厳選して、その場面とあわせて解説していきます。
Contents
ダイの大冒険ポップの名言7選:クロコダイン戦
ダイの大冒険で好きな名言2
ポップ
「そんなカッコイイもんじゃねえよ。でもよ俺にだってプライドってもんがあるんだ。仲間を見捨ててぬくぬくと生きてるなんて死ぬよりカッコ悪いやってそう思っただけさ!」#ダイの大冒険 pic.twitter.com/kLSJ8bXhqY— がっきー (@yuki032918) March 18, 2020
仲間を見捨てて自分だけぬくぬくと生きてるなんて…死ぬよりカッコ悪りィやって…
そう思っただけさ…
物語初期のクロコダイン戦。
一度は逃げ出したポップが、勇気を振り絞りクロコダインに対峙した際に発したセリフです。
命を落とすことを一切恐れないわけではなく、出来れば死にたくないけど死ぬより惨めな生き方はしたくない…。
ポップの人間らしさが表に出た彼らしいセリフですね。
栄光に目がくらんでしまったクロコダインに武人らしい心を呼び覚まし、ダイたちの心強い味方になる切っ掛けにもなったセリフでした。
ダイの大冒険ポップの名言7選:バラン戦
ダイはおれたちの心の支えなんだ!
そのダイが…人間の敵になっちまうなんて…おれたちの目の前から消えちまうなんて…
…死んでも我慢がならねえっ!!
記憶を消されたダイを父である竜騎将バランがダイを連れ去ろうとした際に、命を張って阻止しようとしたポップが叫んだ言葉です。
臆病者だったポップを変えてくれたダイの存在。
彼に対するポップの本音が、死の淵に瀕して垣間見えるセリフですね。
この言葉の通りにポップが使用したメガンテが、ダイの記憶を呼び覚ましてバランを退ける力となりました。
ダイの大冒険ポップの名言7選:師匠・マトリフ
https://twitter.com/dokuo0526/status/1151723719733047297
あんたのできる事は、全部おれが覚えてみせる
だから…もう無茶する必要はないぜ…
…せいぜい…長生きしろや。
マトリフの師事により極大呪文メドローアを修得した直後に、ポップがマトリフに言ったセリフです。
命懸けの指導により、ポップをメドローアの境地にまで導いてくれたマトリフ。
その存在は、これまでの教えとあわせてアバンにも匹敵する恩師とよぶべき存在でした。
過去においてもアバンたちのために寿命を削って禁呪法まがいの呪文を使うような無茶を続けてきたマトリフ…彼へのポップの尊敬や感謝の気持ちが伝わってくるセリフですね。

ポップとマトリフ。最高の師弟関係だってばよ
ダイの大冒険ポップの名言7選:バーンとの最終決戦を控えるダイ
おまえが本物の勇者かどうかなんて関係ねえっ!
おまえがダイだから信じてるんだっ!
勇者がなんだ!?竜の騎士がどうした!?
おれにとって…ダイはダイだっ!!
世界の人々がダイに希望を託す中、大魔王バーンに勝てる自身がないダイ。
誰にも相談することができず一人で苦悩するダイに、ポップがかけた言葉です。
この言葉によりダイは自らの原動力となる想いを再確認し、世界の人々を導く勇者としてバーンとの最終決戦に向かうことができました。
ダイのおかげでここまで来れたと考えるポップが口にした言葉だからこそ、説得力があり感慨深いセリフですね。
ダイの大冒険ポップの名言7選:シグマ戦
https://twitter.com/master39_/status/1000571969622892544
…いや違うね…。…おれは…賢者じゃねえ…!
…そう。おれを呼ぶなら大魔道士とでも呼んでくれっ !
シグマとの戦いにおいては、回復呪文までも使いこなす賢者となっていたポップ。
そのことを確認するシグマに対して、ポップが啖呵を切ったセリフです。
ポップ自身の努力の成果とマトリフから継承した矜持…そのすべてが集約されている言葉ですね。
他の仲間たちとは異なり何の血統にも恵まれていなかったポップにとって、それは劣等感でもありました。
それを乗り越え、師匠であるマトリフの称号を受け継いだポップならではのセリフです。
ダイの大冒険ポップの名言7選:ハドラーの最期
ダイ大の名シーン⑧『ハドラー&ポップ 炎の中で』
キルバーンの卑劣な罠の中で、最期の時を迎えようとするハドラーとポップ。ハドラーは初めて神に祈り、彼を救おうとするのですが…。繰り返しになりますが、個人的に一番好きなシーンです。 pic.twitter.com/dhrczncU6R— 松竹梅+ちょっとだけダイ大名言bot (@syochikubai) June 19, 2020
自分の誇りを賭けて…仲間たちと力を合わせて!努力して!
正々堂々とおれたちと戦うために、必死に…必死に頑張りぬいてよ…!
おれたちとどこが違う…!?同じじゃねぇか!!
死に瀕したハドラーに気を取られキルトラップからの脱出に失敗したポップ。
なぜ脱出しなかったと問うハドラーに対してポップが漏らした本音です。
アバンの仇であるハドラーのことを、誰よりも好敵手と認めたアバンの使徒たちが理解してくれていた事実。
この直後にアバンの腕の中で息絶えるハドラーですが、その最後に己の生き様が間違っていなかったことを再確認できたのではないでしょうか。

まさに好敵手同士と呼べる関係だってばよ
ダイの大冒険ポップの名言7選:大魔王バーン戦
ダイの大冒険で、元魔王のハドラーがポップを救いたいが故に、人間の神に祈るシーン。
そして、勇者ダイでさえ、絶望してても、最後まで諦めない人間ポップの名言。#後世に残したい漫画の名言 pic.twitter.com/eDGQo27pOg— ZEー太@流星のRIKO ACADEMIA (@KNumber3411) August 23, 2018
一瞬…!だけど…閃光のように…! まぶしく燃えて生き抜いてやる!
それがおれたち人間の生き方だっ!
よっく目に刻んどけよッ!このバッカヤローーッ!!
地上破滅まで残り五分となり、ポップがバーンに対して叫んだ言葉です。
誰もが絶望する状況の中、バーンのような神にも等しい存在からすれば人間の寿命なんか一瞬のようなものだろうとポップは言います。
だからこそ五分だろうが五十年だろうが変わりなく閃光のように生きるのが人間だと、絶対に諦めないことを宣言したセリフでした。
絶望していたダイすらも、この言葉により再び立ち上がり最終的にはバーンを倒すことになります。
これまでのポップという人物を集約するような、最大の名言ですね。
ポップ母の名言
https://twitter.com/oshigemaruu/status/1240999454078955520
「人間は誰でもいつかは死ぬ。 だから… みんな一生懸命生きるのよ」
この言葉は、ポップが幼い頃に母親から言われた言葉でした。
幼少期のポップは、ある日突然「死」というものについて考え、恐ろしさのあまり泣き出してしまいます。
そんなポップを安心させるために、母親はこのように言い聞かせました。
おそらく、当時のポップには言葉の意味について理解できなかったのでしょうが、それでもこの言葉がその後のポップの行動原理になっていったことが予想されます。
仲間の誰もが相手のスケールに絶望する中、誰よりも自らのできることの限界について達観していたポップだからこそ、それを乗り越えることができたのではないでしょうか。

ポップの臆病さは、こんな考えの裏返しなんだってばよ
ポップの名言まとめ
以上のように、ポップの名言について解説してきました。
主人公ダイとは好対照とも言えるポップ。
だからこそ、もう一人の主人公としてダイを支え続けることができたのだと考えられます。
新作アニメでは、ポップの活躍はどのように描かれるのか…今から楽しみですね。